こんにちは。磯貝です。
分譲マンションの購入にあたっては、頭金と諸費用を準備しなけばならないので、
購入時に多額の費用がかかるというイメージがありますよね。
ただ、分譲マンションは最終的にご自身の資産となりますので、
購入後のメンテナンスなども全てご自身でやることになります。
【住宅ローン・駐車場代】
住宅ローンと車を所有の方は駐車場代が毎月続きます。
最長で35年の住宅ローンを組むことができますが、
ご自身の年齢と定年退職の時期、現在の資産状況などを勘案して、
支払い年数を決めるようにしましょう。
【管理費・修繕積立費】
分譲マンションには、
「専有部分」・・・ 各所有者が管理規約の範囲内で自由にできる部分
「共有部分」・・・ マンション全体の住民が共用する部分
があります。
共用部分の設備管理、清掃といった管理業務に充てられる費用が管理費です。
また、定期的に大規模修繕を行う必要があり、
その費用を積み立てておくのが「修繕積立費」です。
【固定資産税・都市計画税】
住宅や土地などを毎年1月1日時点で所有している人に支払う義務があります。
3年ごとに見直され、主に建物については築年数の経過とともに評価額が低くなり、
固定資産税の税率が変更されない限りは、従って税額も低くなっていくことがほとんどです。
【室内の修繕・リフォーム費用】
分譲マンションを購入することのメリットは、室内をリフォームできることです。
壁紙、照明から浴室、キッチンの設備まで変更することができます。
なお、購入後に水廻りなどの設備が老朽化することにより修繕費用は、
おおむね10年に1度のペースで支出することになりますので、
そのへんの支出を見込んで計画的に資金の準備をしましょうね。