こんにちは。磯貝です(^^)
住宅の購入を検討している方にとって、住宅ローンの事前審査は、かなり重要なステップです。
お客様の中には、購入を検討してもよいと思っている段階になってから、
審査をすればよいと考えている方も多いです。
でもそれでは少し遅いんですね。
住宅ローンの事前審査は、かなり初期にやるべき項目です。
実際に家を購入する方にとっては、とても重要なことです。
1. 大前提として、住宅ローンが利用できるかどうか。
年収が高いからといって、住宅ローンの融資利用ができるとは限りません。
中には、過去のクレジットの利用状況などによっては、金融機関が融資できないケースもあります。
購入したい物件を見つけたとしても、そもそも購入できないということになったら、
精神的なダメージが大きいですよね。
2. 借入可能額を事前に把握する。
住宅ローンは借入ができても、人によっては借入額が大幅に減らされることがあります。
これは、数十万借入が減るということではなく、何百万単位で減らされます。
例えば、物件代金の2割の自己資金を用意できれば融資対象となると言われた場合、
4,000万円の物件であれば、800万円の頭金を用意できなければ融資してもらえないということになります。
直近の年収から、借入できるだろうと予想していた額よりも、予期せぬ減額回答が出る場合もあります。
そうした場合、資金ショートして購入できない可能性もありますので、
ローンの事前審査は早めにやっておくことが大切です。
3. 万が一、減額回答になってしまった場合、資金繰りの退散を練れる。
・金融機関によって審査方法は異なりますので、他の金融機関にあたってみる。
・親、祖父母から資金援助してもらえないか、相談してみる。
・既存の借入を返済する。
・キャッシング枠が付与されているカードは解約をする。
でも、今すぐに購入したい物件があるときに、これをしていては時間がかかります。
他の方に取られてしまうリスクもあります。
何もないときに、早めに事前審査をしておく必要性は、こういったこともあり得るからです。
4. 資金計画が立てやすい。
事前審査をしたら、そこの金融機関の“金利優遇幅”が事前にわかり、月々の支払額など、
具体的な資金計画が立てやすく、返済プランも事前に把握できます。
5. 買付申込み・価格交渉がしやすい。
ローンの事前審査が通っていないと、相手方(売主側)は、支払いができるかどうかが分からないため、
買付申込みをしても、物件の売却活動を止めることができません。
ローンの審査をしている間に、ローンが通っている他のお客様が現れた場合には、
そちらに買われてしまうリスクもあります。
また、価格交渉も、ローンが通っているのが大前提になりますので、
通っていないと、価格交渉すらできないということになってしまいます。
すぐに買手がついてしまうような人気のある物件であれば尚更ですね。
6. 売買契約ができない。
不動産仲介業者は、売主様の機会損失を防ぐため、
ローンの事前審査で承認がない方と契約することはありません。
住宅ローンを利用する場合には、家探しを始める初期段階でされることをおススメ致します(^_-)-☆