「建物の傾きの確認方法」

こんにちは。磯貝です。

 

家の傾きの原因はほとんどが地盤沈下によるものです。

ただし、家の築年数が40~50年経過している場合には、

経年劣化によって家そのものが歪んでいる場合もあります。

 

家の傾き

 

 

 

 

 

 

 

 

中古住宅の売買において、購入予定者から現地で気になる点として

よくお聞きするのが「建物の傾き」です。

実際に歩いてみると、床の傾斜を感じることもあります。

また、小屋裏、床下も普段見えない部分であるため、

不安を感じることが多いと思います。

 

傾きについては、基礎の沈下や構造部材の傾きなど、

建物全体に影響を及ぼす事象を検証するために、

「レーザーレベル」と呼ばれる検査機器を使って測定します。

床、壁については、

新築住宅は3/1000(1mの間で3mmの差)、

中古住宅は6/1000(1mり間で6mmの差)以上の傾きが確認された時には、

『何か不具合のある可能性がある』という判断になります。

床であれば3m、壁については2mの測定距離を確保する必要があります。

つまり部分的な床の沈み込みなどでは判断しないということですね。

 

また、3/1000未満の傾きであっても、注意が必要な場合もあります。

それは、傾きが小さくても、床、壁が同一方向に傾いているケースです。

この場合、地盤の不同沈下が疑われます。

傾きの程度も重要ですが、傾き方向の建物全体の傾向についても

確認する必要があります。

 

次に、小屋裏、床下についてです。

基本、点検口からの目視で良いとされていますが、

できるだけ進入して調査することを希望する方も多いです。

ですので点検口の有無をあらかじめ確認しておく必要があります。

 

【目視できるチェックポイント】

① 臭い、湿気 ・・・ 小屋裏や床下の通風が十分確保されていないと、

木材の腐朽やカビ、シロアリ被害のリスクが高まります。

また、部材を触ってみてなんとなく湿っている場合も要注意です。

 

② 雨漏れ跡 ・・・ 屋根の野地板や垂木は、点検口からも目視できると思います。

そこに水染みがあれば雨漏れが生じている恐れがあります。

また、天井の裏面も確認できれば、その部分も注意深く観察してみる必要があります。

床下でも基礎の立ち上がり部分や土台に水染みがある場合、

外壁から雨水が侵入して床下に現れている可能性があります。

 

③ 蟻道 ・・・ シロアリが通る道を蟻道といいます。

蟻道は基礎のコンクリート面や木材の表面に土が盛り上がった形で現れます。

シロアリの存在を確かめる方法の1つが、

蟻道の有無を確認することであるため、ぜひ覚えておいてください。

 

インスペクション

 

 

 

 

 

 

 

建物の傾きや小屋裏、床下などは、購入予定者にとってはとても気になる部分です。

アイホームズには、住宅診断士(インスペクション資格者)がおりますので、

既存(中古)住宅を売却、または購入する際には、お気軽にご相談くださいね ♪